ハゲの前兆に気づけば薄毛を回避できる
最近、髪の毛が減ってきたように感じる。
頭皮が痒いし、赤くなっているから禿げる前兆かも…
男にとってハゲは避けたいですよね。
特に若ければ若いほどハゲを回避できるならしたいはず。
私は20代半ばから生え際の後退が気になり始めました。
「あーヤバいなー。禿げてきてる…」って感じてからは早かったですよ(汗)
シャンプーや食事を見直しても意味がなく、気が付けば結構後退しましたからねー。
とはいえ、早めに対策したことで今では気にならないレベルにまでなっています。
ハゲの前兆さえ分かっていれば、正しい対策に取り組んで薄毛を回避できます。
今回は、「あれ?禿げてきたかも?」と感じてきた人向けに、ハゲの前兆とその対策方法についてまとめました。
対策が遅くなったり、間違った対策に取り組むと薄毛は確実に進行するので参考にしてみてください。
ハゲの種類は複数あります
一言でハゲ・薄毛といっても、実はその種類はいくつかに分類されます。
ハゲの種類によっても対策方法が異なってくるので、初めに種類をザックリと紹介しておきます。
自分のハゲの種類がわかれば、どうやって対策すればよいのかわかりますからねー。
逆に言えば、間違った対策をすれば全然意味ないので気を付けてください。
男のハゲの種類は、大きく分けると次の2つ。
1、AGA(男性型脱毛症)
2、頭皮環境の悪化
それぞれ特徴や見分け方についても書いていきますね。
AGA(男性型脱毛症)
男の薄毛で一番多いのが、AGAと呼ばれる薄毛です。
AGAは、男性ホルモンの影響で”生え際””つむじ”が薄くなっていくのが特徴。
鏡を見て生え際の後退、つむじ周りの薄毛が気になったらAGAの可能性が高いです。
AGAは他の薄毛とは違い、進行型なので放置しているとどんどん酷くなっていきます。
生え際の後退がどんどん進行して、最終的には生え際からてっぺんまですべてツルツルになってしまいます。
生え際やつむじが薄くなっているのは、ほとんどがAGAなので前兆としてはわかりやすいです。
頭皮環境の悪化
特に若い人に多いのがこのパターン。
頭皮が乾燥したり、フケが出たり、赤くなったり…。
普段の生活習慣が乱れたり、食生活が不規則だったり、シャンプーの仕方が悪いなど。
こういうことが原因で頭皮環境はどんどん悪化していきますよ。
AGAとの違いは、全体的に髪の毛が細くなったりボリュームがなくなることです。
頭皮環境の悪化では、生え際やつむじだけではなく、全体的にダメージを受けます。
「以前よりも毛量が減った気がする」「ボリュームがなくなった気がする」
という場合は、頭皮環境が悪化している可能性が高いです。
基本的に男の薄毛の原因はこれら2つ。
他にも円形脱毛症などの病気もありますが、今回はハゲの前兆ということなので省いてます。
ハゲの前兆と対策方法
では具体的に、ハゲの前兆について見ていきます。
次のような症状が出ていたら薄毛になる可能性が高いので要注意です。
生え際・つむじが薄くなってきた
これは間違いなくAGAです。
具体的には、AGA初期の症状として次のような状態になりがち。
・おでこが酷くなった気がする
・生え際のM字部分に産毛が増えてきた
・生え際のM字部分に細い毛が増えてきた
生え際が後退したかどうかの基準については、次の記事でも解説しているのでチェックしてみてください。
・つむじが以前よりも広くなっている
・つむじ周りに細い毛が増えてきた
・写真で見ると明らかに禿げている
つむじの場合は少しわかりにくいんですが、しっかりと見極めるポイントはあります。
ただ、少しでも気になるようなら早めに対策しておくことは必須です。
生え際、つむじの薄毛対策としては、「育毛剤を使う」「病院で治療する」のどちらかに取り組むと良いです。
育毛剤の場合、自宅で使える・副作用のリスクが低い・安いから続けやすいっていうメリットがあります。
ただ、薬じゃないので毛は生えませんし、すぐに効果があるわけでもありません。
病院で治療する場合、薬を使うので毛が生えます。
ただし、副作用のリスクがある、保険が効かないので治療費が高いという欠点も。
参考:AGAクリニックについて
まだ髪の毛が生えているなら育毛剤を使うのも効果的です。
細くなった髪を育毛してあげることで気にならなくなります。
どうしても治療したい!という場合は、薄毛治療を選んでおけば間違いないです。
お医者さんに診てもらいながら治療できますし、その効果はかなり高いですからねー。
もし、自分の薄毛具合がイマイチわからない…という場合、とりあえず病院に相談しに行くことをお勧めします。
薄毛が進行していれば治療すればよいですし、大丈夫なら育毛剤で対策すればよいですからねー。
髪の毛が柔らかく細くなったように感じる
髪を触ってみて、以前よりも柔らかくなったり細く感じることってあると思います。
人によっては毛量やボリューム感の違いを実感することも。
これらは、頭皮環境が悪化して必要な栄養が行き渡っていない証拠。
実は、髪の毛に栄養が行き渡るのってかなり最後なんです。
生命の維持にとってそこまで重要じゃないので、他の部位に栄養が行き渡った後に髪に栄養が行きます。
つまり、食生活が乱れてしまったり、睡眠サイクルが乱れると、髪の毛に影響が出やすいってこと。
毎日栄養バランスの良い食事をとれていますか?
十分な睡眠をとれていますか?
ストレスため込み過ぎていないですか?
思い当たる節がある場合は、まずはそれを見直すことが必須です。
AGAとは違って進行するわけではないけど、放置しているといつまでたっても改善することはないですからね。
頭皮環境の悪化の場合、まずは食事を見直すことが大事。
髪の毛は食べたものから作られるので、不足する栄養を補うことが最優先すべきです。
とはいえ、いきなり栄養バランスの整った食事に変えるのって難しいと思います。
これまでの習慣を一気に変えるわけなので、時間も体力も使いますからねー。
そこで、とりあえずはサプリメントを使ってみることをお勧めします。
サプリメントなら飲むだけで不足する栄養素を手軽に補うことができます。
質の良いサプリなら、髪に必要な栄養素を豊富に摂れるので、その違いを実感しやすいですよ。
サプリメントについては、次の記事で詳しくまとめているので参考にしてみてください。
参考:【育毛剤と併用必須!】サプリメントランキング2019決定版
頭皮の皮脂でテカテカする。べたつく。
毎日シャンプーしているのに翌日には頭皮がテカテカ・べたつくって方も多いと思います。
これは、皮脂が過剰分泌してしまっているのが原因。
以前よりも皮脂の分泌量が多いから、シャンプーしているのにすぐにべたつくんですよね。
皮脂が多くなってしまう原因は2つ。
1、AGAによる影響
2、頭皮が乾燥してしまっている
まず、AGAを発症すると男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が増えます。
よく「禿げている人は頭がてかっている」っていうじゃないですか。
あれは、男性ホルモンンの影響で皮脂がたくさん出ているからなんですよ。
もし、頭皮の皮脂が気になることに加えて、生え際やつむじの薄さも気になっているならAGAの可能性大です。
もう一つが、頭皮が乾燥してしまっていることによる影響です。
安いシャンプーを使ったり、シャンプーのやり方が酷いと頭皮は乾燥します。
乾燥すると、皮脂が不足するので皮脂の分泌量が増えます。
それをまた安いシャンプーで毎日洗い流すのでさらに皮脂の分泌量が増えます…。
以下繰り返し…。
こうやって頭皮の乾燥が原因で皮脂の分泌が酷くなることは珍しくないです。
そのまま放置していると、脂漏性皮膚炎っていう治りにくい病気になったりもするので気を付けた方が良いです。
頭皮が皮脂でべたつくなら、最優先でシャンプーを見直すことが大事。
シャンプーが原因で乾燥&皮脂の分泌を招いているので、原因を元から取り除くわけです。
とはいえ、適当にシャンプーを選んでしまうとさらに皮脂の分泌が増えることもあるので要注意。
抜け毛が増えた。短い毛が抜ける
抜け毛の量が増えたり、短い毛・細い毛が抜けるのもAGAの典型的なタイプです。
AGAが進行すると、髪の毛が生え変わる周期(ヘアサイクル)が乱れてしまいます。
ヘアサイクルが乱れることで、成長途中の毛が抜けるようになるため、抜け毛の量も一気に増えます。
具体的には、シャンプー時やドライヤーで乾かしたときに100本レベルで抜けます。
1日でトータルすると300本くらい抜ける場合もあります。
1本1本数えるのは大変だと思うので、以前よりも抜け毛が増えたと感じたら危機感を抱いた方が良いです。
抜け毛って認識している以上に抜けていますからね。
また、短い毛や細い毛が抜けことも増えてきます。
本来ならまだ成長途中の毛が、ヘアサイクルが乱れることで成長せずに抜け落ちてしまうわけです。
参考:短い毛・細い毛が抜ける原因と対策方法まとめ【実践済み!】
抜け毛の毛根が気になる
抜け毛の毛根の形によってもハゲの前兆を知ることができます。
一つ目が、「抜け毛の毛根に白いかたまり」が付いているケース。
毛根の白い塊は毛根鞘と呼ばれるもので、健康的な人でもついていることはあります。
ただ、AGAが発症している場合も毛根鞘付きの抜け毛が増えるようになるので要注意。
参考:抜け毛の毛根についている白い塊の正体は毛根鞘!ハゲる可能性があるので要注意!
二つ目が、「抜け毛の先が細くなっている」ケース。
抜け毛の先(毛根)が細いということは、成長途中で抜け落ちてしまっている証拠。
つまり、頭皮環境が悪化してヘアサイクルが乱れています。
そのまま放置すると抜け毛がさらに酷くなる可能性もあるので早めの対策が必要です。
参考:抜け毛の毛根が細いのは頭皮環境が悪化している証拠!写真付きで詳しく解説
頭皮が痒くなる。フケが出ることもある。
頭皮が痒くなる原因は、AGAと頭皮の乾燥の2つがあります。
AGAの場合、男性ホルモンの影響で皮脂が増えるので、その影響で痒くなります。
頭皮の乾燥の場合、乾燥で痒くなる場合と、皮脂の過剰分泌で痒くなる場合があります。
これが酷くなるとフケが出るようになってきます。
どっちが原因なのか?というのはなかなか見極めが難しいです。
両方併発してしまっているタイプも珍しくないですからね。
痒みと同時に抜け毛や薄さも気になるならAGAの可能性大ですね。
育毛剤を使うか、AGAクリニックで適切に処置してもらったほうが良いです。
頭皮の痒みやフケが出るけど抜け毛や薄さは気にならないなら、頭皮環境が悪化している可能性大です。
まずはシャンプーを見直してみることで、落ち着くことは多いです。
参考:頭皮の痒みに有効なシャンプー【原因とその他の対策方法まとめ】
頭皮が赤い
頭皮が赤いのは、頭皮湿疹を引き起こしている可能性が高いです。
頭皮につけている何かが原因で、アレルギー症状を引き起こしているってわけですね。
原因としてよくあるのが次の通り。
・刺激の強いシャンプー
・ヘアトニックや育毛剤
・シャンプーのやり方が悪い(爪を立てたり)
・無意識に頭皮をかきむしっている
・ワックスやヘアスプレーが洗い流せていない
何もしていないのに頭皮が赤くなるってことはあまりないので、思い当たる原因を取り除くのが一番です。
他には、頭皮ニキビを発症してしまっているケースもあります。
顔にできるニキビを想像するとわかりやすいですが、ニキビって赤くなるじゃないですか?
あんな感じで、頭皮の一部が赤い場合はニキビの可能性もあります。
頭皮ニキビは、皮脂が原因で起こっていることが多いので、しっかりとケアすれば落ち着きますよ。
参考:頭皮ニキビ
まとめ
ハゲの前兆っていうのは少なからず多くの人が経験しています。
ただ、それをハゲの前兆だと認識せずに放置して薄くなってしまう人が多いんですけどね(僕みたいに)。
今回まとめたような症状が少しでも出ているなら早めに対策することが大事です。
いつまでもダラダラと放置していると、気が付いた時にはかなり薄くなっていることもあります。
今は予防として使える育毛剤の質も高くなってきています。
早めに使うことでしっかりと予防できるので、迷ったら使っておくことをお勧めします。